BRAND GUIDE ブランドガイド ブランド概要 『チューダー』は独自の価値とともに洗練されたスタイルと、確かな信頼性を約束する機械式時計を提供するスイスの時計ブランドである。 『チューダー』の起源は1926年にまで遡り、この年ロレックスの創立者ハンス・ウイルスドルフの代理で、スイスの腕時計メーカーが『チューダー』を初めて登録。その後、1946年ハンス・ウイルスドルフは、ロレックスの品質と信頼性を有し、先駆性を備えた腕時計を製造するために、モントレチューダーSAを設立、自身の名義で再登録した。 当時、ロレックス本社があったイギリスでの市場拡大を目的に一般庶民向けに作られたブランドが『チューダー』だった。 『チューダー』というブランドネームはイギリスの王家の一つ「チューダー家」から付けられました。国民が知っている王家の名前をブランドネームにすることで、庶民に親しまれるブランドとして定着させることが狙いでした。 この点からもチューダーがイギリスでの展開を意識したブランドということを感じ取れます。 次第に『チューダー』はロレックスの普及モデルとして、一般庶民に受け入れられ、人気も高まっていきました。 結果的には『チューダー』が認められたことにより、ロレックスの認知度は急激に高まり、ロレックスは現在の「世界的に有名」なブランドとして認められるようになりました。 チューダーの腕時計はその歴史において、最も果敢に活動する冒険家や熟練のプロフェッショナルたちに選ばれて来た。《ブラックベイ》・《ペラゴス》・《ヘリテージ》・《ノースフラッグ》といった象徴的なモデルをラインナップし、2015年以来、多様な機能を搭載した機械式マニュファクチュールムーブメントを世に送り出している。 業界での取引について チューダーはロレックスの相場が上がれば、チューダーも連結して相場が上がるというのが業界では通説となっていますが、近年のロレックスの相場高騰から鑑みると、チューダーもロレックスほどではないにしろ上昇するのではないでしょうか。 実際今までは定価を超える商品はチューダーにはありませんでしたが、日本国内店舗初オープンを皮切りに《ヘリテージ ブラックベイ》などは一時期定価を超えても2次流通市場で売れていました。 ロレックスよりは勿論安価ではありますが、2次流通市場ではより安価で販売できていた商品の価格がどんどん上昇していくのにはびっくりした人も多かったはずです。 また廃盤商品の価格もプレミアム化が進んでいます。ロレックスの《デイトナ》を模した《クロノタイム》はデイトナの人気も相まって需要がかなり増えています。 今後も上がり続けるかは分かりませんが、廃盤商品に関しては定価以上で販売される可能性は高いのではないでしょうか。 一昔前のロレックスのような状況になる前に欲しいモデルは購入された方が良いかもしれませんね。 【コレクション】 《ヘリテージ クロノ》はチューダーの歴史の中で誕生した、象徴的なモデルからインスピレーションを得ている。 チューダーの60年に及ぶダイビングの歴史が凝縮された、象徴的な時計。 《ブラックベイ》はチューダーの機械式マニュファクチュールムーブメントを搭載している。 《ノースフラッグ》は、1952年に英国の北部グリーンランド探検隊が着用していた時計から着想を得て、見事にその精神を体現する。 画像参照:チューダー公式サイト https://www.tudorwatch.com/ja